作文と教育2025年2・3月号(No.917)

  • 販売価格 990円(本体900円、税90円)

    作文と教育2025年2・3月号(No.917)

    編集・発行:日本作文の会
    発売:新読書社
    発行日:2025/2/25
    ISBN 978-4-7880-0226-5

    特集 子どもの成長、発達とICT 教育―書くこと、読むことはどうなのか

    財界主導で経産省が推進してきた教育DX。児童、生徒が一人一台の端末を持ち、「個別最適化された学び」を推進しようとするICT 教育構想。2024 年度からデジタル教科書の本格導入なども進められてきました。こうした教育は、子どもの成長や発達との関わりでどうなのか、授業や活動でどのように使用することがよいのかなど、現場で話し合いがされずに導入、実施されています。
    本特集では、実際に子どもたちの学びはどうなのか、子どもたちの書くことや読むこととICT 機器の使用について教員はどのように感じ、考えているのかなどを立ち止まって考え合いたいと思います。

    目次
    特集 子どもの成長、発達とICT教育 ──書くこと、読むことはどうなのか
    ・子どもの成長、発達とICT教育 ──書くこと、読むことはどうなのか 編集部
    ・教育のデジタル化はどこから来て、どこに向かうのか? 児美川 孝一郎
    ・子どもの成長・発達とICT教育について 山口隆
    ・ICT教育について、現場の声をききました
    ・ICT教育のあり方について AIを使った授業を行うことは大切だが、頼った授業は、子どもの微妙な心の変化を見えなくする 勝村謙司
    ・子ども・教師、学校とICT教育の現状と課題 白木次男
    ・特集に関わる文献の紹介 編集部

    連載
    ・【風】第6回 怖いよねと言ってもらうと怖くなくなる話 田中茂樹
    ・【フレッシュ先生!! ワン ツー ジャンプ】第77回 「つないだ手」の読み合いを通して 吉成隼輝
    ・【書くこと・授業を豊かに】第18 回
     小2〜平和教育でも書く 平和教育は自分事 寺本透
     初めての詩 〜心が動いたことを書こう〜 浅香詠未
    ・【日記と子ども】第18 回
    子どもと語る! 日記実践(18) 書いてくれて、ありがとう 宍戸良平
    日記・子どもが見える風景(18) 日記 子どもの姿が見えてきた 渡辺登美江
    ・ 【この作品をどう読むか】第29回 藤田美智子
    ・ 【耳をすませば…】第31回 心が動くと、子どもは書くんだなあ 〜心が動く生活をつくる〜 宇都幸枝
    ・ 【私の学習室】第73 回 生活綴方の理論と実際 1 ──これからの生活綴方教育のために  木下ひさし
    ・ 【楽しい通信・一枚文集づくり】第44 回 子どものことばでつくる学級通信 加川陽子
    ・ 【子どもの本棚】No.30 鈴木宏明

    友だちの気持ち 「ありがとう集会やり切った!」 五年 りょうた
    四季のくらし 如月・弥生 「お風呂の楽しみ方」小六 加藤博喜/「ついに始まっちゃった三学期」小六 渡邉朔太郎
    サークル北から南から 
    合評会報告 
    総目次 
    事務局便り・教育研究情報 
    編集雑感・次号予告